意味のある言語学習目標を

外国語を流暢に話すという目標は、漠然として捉えどころがないように見えることがしばしばです。流暢とはどういうことなのか必ずしもはっきりとしていません。他言語に流暢になったという達成感を経験したことがない人は、自分がそこまで辿り着くことができないのではないかと不安に思ったり、達成したときにそれを知ることができるのかと疑います。学習者はしばしば勉強している言語に向上が見られていないような気がしてしまいます。このような状況は言語の学習をもどかしくすることがあるのです。

もどかしさへの対処法

私はこのもどかしさに2つの方法で対処します。1つめは、言語学習のアクティビティの大部分を楽しい作業で行うことに焦点を当てることに努めます。自分の時間の大半を、関心のある内容を聞いたり読んだりする、新しい文化を学ぶ、新しい情報や体験を習得する、などというアクティビティに費やすということです。私は自分自身の経験から、関心のある事柄を楽しく聞いたり読んだり探索したりしていくうちに、自分の言語スキルが向上していくことを知っています。

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しかしそれだけでは不十分な状況も出てきます。簡単な題材ではつまらなすぎる、しかし興味深い信ぴょう性のある題材は少し難しすぎるというときです。知らない単語が多くある、意味が漠然であったり不明瞭であったりする。特に私はリスニングで理解するのに大変苦労します。こういうときには無理にでも我慢をする必要があるのです。

私は今、韓国語の学習で丁度このステージにいます。例えば良く知られたアーティストであるキム・ヨンハのポッドキャストのような楽しく興味深いコンテンツであるはずのポッドキャストは(私自身が見つけLingQのライブラリに転写)、私にとっていまだに骨の折れる作業でありチャレンジです。LingQのライブラリにある中級のコンテンツは、より近づきやすくはありますが少々面白みに欠けます。結果として言えることは、私は韓国語の学習において進んだり立ち止まったりしている状態で流暢という目標には達していないということです。

そこで私は自分が学習に集中し続けるには、目に見える短期間の目標やターゲットが重要となり得ると信じています。いくつか例を見てみましょう。

心身を鍛えながら目標を達成する

私は身体を動かすことが好きです。ウエイトを持ち上げるとき、腕立て伏せをするとき、必ず決まった数をこなします。腕立て伏せ20回、または特定のエクササイズを10回繰り返し、それを3セット行います。そしてこれを1週間で決まった回数行います。気の向いたときに不特定な回数行うのではありません。海で泳いでいていい運動をしたいなと思ったら、ブイかなんかを持って長距離を往復して泳ぎ、これを1回または複数回行います。これらのエクササイズが私の体調を維持、または改善するのに役立つことをよく知っているからです。

あとどれだけ身体を健康にしようとかいうのは考えません。長い目で見た目標についてはそれほど考えておらず、実際かなり漠然としたものです。ただ目の前の課題に集中します。これらのエクササイズを行うこと、つまり目に見える今の目標に達成することが、長期的に見て健康でいられる望ましい影響を与えることを私は心得ています。

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同じことが言語学習にも当てはまります。新しい言語においてどれほど堪能になれるかわからない、上達しているのか自信がない。そういう漠然な感覚に直面したときには、短期間の目に見える課題を実行することが重要になります。ただ「言語を勉強する」よりも、このような決まった課題を行う方が実際に集中しやすいでしょう。

韓国語の流暢さへのひと押し

私は、もう何回も学習したり中断したりを続けている韓国語を上達させることを心に決めました。かなり前には90日間の韓国語チャレンジをやり遂げたことがあります。チャレンジ中に投稿したYoutube動画はこちらでチェックできます。

かなりの進歩は遂げたのですが、私が聞いたり読んだりしたい種類の題材、私が本当に韓国の文化や人々とつながることのできる題材を無理なく理解できるというレベルにはまだ達していません。

この状況は変わります。9月から、私は新しい韓国語の90日間チャレンジに取りかかります。そしてそれが終わる頃には自信を持って流暢であると言えるレベルでありたいと思っています。そうなるためには、語彙力、言語の熟知力、そして幅広い分野での話題においてネイティブが話す韓国語を理解する能力を大幅に高める必要があります。

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これは野心的な目標であり、ある程度漠然とした目標でもあります。目標を確実に達成するため、私はLingQに記録する統計を使って90日間の非常に具体的なターゲットを定めるつもりです。期間中450,000語、または1日5,000語の韓国語を読むつもりでいます。車内や運動中、家事中、またはiPadでの読書中などに少なくとも135時間または1日90分は韓国語を聞くつもりです。たいていは読みながら同じコンテンツのものを聞く予定です。LingQのライブラリにある台本付きのポッドキャストが丁度いいですね。これらのレッスンから18,000の単語&フレーズを自分のデータベースに保存し、つまり1日200のLingQを作成するつもりです。私の韓国語における「既知語」の数は、1日平均300以上の語を少なくとも受動的には知っている単語へと加えていくことで、30,000から60,000へと2倍になるはずです。LingQでは、単語を知っているというのは単純に与えられたコンテンツの中での意味を理解するということです。自身の経験から、私はほとんどの単語を、一生懸命勉強してではなく付随して記憶しているのだとわかっています。これらは全て私のアクティビティにおいて目に見える目安であり、LingQに自動的に記録されます。さて、どうなるか楽しみですね。

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韓国語で話すこと、書くことにも力を注ぐつもりでいますが、話したり書いたりはおそらく3ヶ月目まで始めないかと思います。会話や書記を始める前に、理解や語彙においてより高いレベルに到達し、言語に対してより大きな自信を持っていたいのです。しかしネイティブスピーカーと話し始めた際には、もちろん書くこともそうですが、どれだけの時間をこのアクティビティに費やすかというはっきりとした目標を定めるつもりでいます。

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LingQでのこの統計は、その言語における上達の目安というよりはアクティビティのレベルの目安と考えることができます。私は決まった課題を完了させ、アクティビティレベルを維持していく必要があります。課題を順調に進め、短期間でのターゲットに達していけば、言語の上達は自ずから結果が現れると確信しています。言語学習に積極的であり、充実した時間をその言語とともに過ごしていけば結果は自然とついてくるものです。こうして明確に決められた課題を続けることで、私自身が掲げた究極の言語学習目標を達成するまで怠けることがないようにしたいと思っています。

どれくらい達成できるか、それは後でわかるでしょう。このアクティビティは9月1日から始める予定です。ということは、とりあえず今は海で決まった運動のルティーンや遠泳を続けつつ、他の言語をかじりながら残りいっぱいのきらめく夏を楽しむことができるわけです。9月1日になれば韓国語に専念し、韓国語の壁を破るべく全力で取り組みます。

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